デザイナー
の想い
三沢市内で進学塾(学習塾)を開校するのは後発となるため、まずは安心感のあるホームページづくりが大前提でした。その上で、地元の学校に通う生徒さんが「ここに通ってみたい」と思えるような、親近感のある工夫を求められていました。たとえば、実際の制服姿をイラストで表現することで、「あ、この学校だ!」と身近に感じてもらえるようなビジュアル演出を相談いただきました。
1つ目の教室開校時には、とにかくスピードを重視してホームページを作成されました。今回、2つ目の教室開校にあたり、情報の整理と質の向上を目的に、サイト全体のリニューアルをご希望。「集団+個別指導の教室」と「個別指導専門の教室」という2つの教室の違いを、保護者の方にとってもわかりやすく伝えることが大きな課題となっていました。
地域の方に親近感を持っていただくには、その土地の“あるある”を理解し、表現できることが大切だと考えました。そこで、「あっ、この制服、うちの学校だ!」と思わず声に出したくなるようなイラストをオリジナルで作成。さらに、あえてジャージ姿の生徒も登場させることで、「気軽に通える」「アットホームな雰囲気」といった教室の空気感を、視覚的に伝える工夫を加えました。
まずは気軽に教室を試してみたい、というご家庭に向けて、「無料体験」のボタンが常に目に入るよう、追従ボタンを導入しました。また、クリック(タップ)後の体験ページにもこだわり、「安心して申し込める」ことを意識した構成に。わかりやすい流れ説明、魅力的かつ限定的なキャンペーン情報など、初めての方でも自然に行動につながるよう、情報設計を行いました。
コーディングの案件を請け負う場合サイト制作の最終工程なので、なかなかクライアントとの打ち合わせにコーダーが参加する機会はないのですが、本案件ではクライアントとの初回打ち合わせに参加する機会を頂けました。
事業、サービスや顧客への想いに触れ、より一層いいサイトにしたいという気持ちで臨むことができました。
学習塾のため情報量が多く、コースごとの説明やコンテンツ整理が必要な案件でしたが、ディレクターさんが分かりやすく情報を構成し、デザイナーさんがユーザー目線で見やすくデザインし、イラストレーターさんがこのサイトのためだけのオリジナルのイラストを描いてくださいました。
コーディングの段階でオリジナルのイラストがサイトに挿入された時、サイトが一気にイキイキとし、クライアントの想いが伝わるサイトになったような感じがしてとてもワクワクしました。
各メンバーが自分の領域で最大限の力を発揮し、一つのチームとして本当に素敵なサイトを作り上げられたと思います。またその過程に参加できたことがありがたいなと感じました。
お客様が必要とされているイラストを描くために、自分自身のアイデアだけでなくAiを使用してイラストのイメージを固めてもらうことで
より迅速に完成までたどり着くことができました。いままで描いたことのない雰囲気のイラストに挑戦させていただき、イラストレーターとして
成長できたかと思います。また、一緒にホームページを作り上げてくださった皆さんのレスポンスが迅速でその点も早い完成へのきっかけになったと
思います。素敵な制作チームのみなさん本当にありがとうございます。
襷ウェブとしてはじめて、打ち合わせから納品までをすべてオンラインで完結する制作となりました。
クリエイティブの仕事において、スキルはもちろん重要です。
ただ、それ以上に問われるのは、一人ひとりの“人間力”と、チームとしての“支え合う力”なのだと、あらためて実感する機会になりました。
今の自分に「できること」と「できないこと」。
できないことを、この機会に努力してできるようになるのか。あるいは、他の誰かの力を借りるのか。
どちらが正解かではなく、「何がクライアント様のためになるのか?」を軸に、チームで考え、話し合い、決断していくことの大切さを学びました。
また今回は、イラストレーターの方を自分たちでスカウトするという、新たなチャレンジもありました。
まだ実績が少なくても、「夢を叶えたい!」という想いが本気で、お人柄が素敵な方とどう出会い、お声がけするか。
この経験は、事業主様がクリエイターをどう見つけているかを考える、貴重な視点にもつながりました。
オンラインのみの環境で進めたからこそ、チームを束ねることの難しさや、距離のある中で気持ちを揃えることの大変さも痛感しました。
それでも、チームメンバー全員が“マインド”の部分で大きく成長できたと感じています。
マインドが高まると、自然とスキルも引き上げられていく。
なぜなら、自分のためではなく「誰かのために努力したい」と思えるようになるからです。
慣れない環境の中、最後まであきらめずに向き合ってくれたチームの皆さんに、心から感謝しています!
代表が直接お問い合わせに対応させていただきます。
「わかりやすく、丁寧にご説明すること」を大切にしております。
まずはどんな些細なことでも、お気軽にご質問・ご相談ください。
本案件では、文章構成の擦り合わせミーティングから、チーム制作と携わらせていただき、デザインを担当させていただきました。
チームでホームページを作り上げる、貴重な経験となりました。
チーム制作ならではの魅力
これまでにもチームでホームページを制作した経験はあったのですが、どちらかというと個々の作業を分担するようなイメージでやってきました。
襷ウェブでチーム制作に携わらせていただき、制作の背景やお客さんの意図などを理解して取り組めたのは大きな魅力でした。
チームメンバーとは、オンラインでもお互いに意見をし合ったり連携をしながらみんなで良いホームページを作り上げていくことができました。
今後もディレクション時やコーディング時にもデザイナー目線で関わり、理解や提案をする姿勢は忘れずにいきたいと思っています。
デザインレビューでの気づきと学び
初めてのデザインレビューでは、基本的なデザインルール決めや、コーディングがしやすいデータの作り方を教えていただきました。
特にコーダーさんへの引き継ぎ資料はきちんとまとめておくことで、コーダーさんとしても作業がしやすいですし、結果的にホームページ全体としてもまとまりが出ることを学びました。
チームメンバーへの想い
情報量の多いホームページでしたが、ディレクターさんが丁寧にメンバーとコミュニケーションを取ってくださったお陰で、最終的にまとまりのあるホームページを納品できました。
今回チーム内でのテキストコミュニケーションの取り方や、クライアントご提案前の確認作業など、大切なことをたくさん教えていただきました。
自分の役不足を感じる場面もたくさんありましたので、今後に活かしていきます!
デザインに時間がかかったのですが、コーダーさんは先回りで作業をたくさん進めてくださっていて、とても助けていただきました。
見た目のイメージを壊さないよう細かい部分を調整いただいたり、コミュニケーションも円滑に取られていて、いつも頼もしく勉強させていただきました!
イラストレーターさんが今回のターゲットにピッタリなイラストを描き上げてくださったお陰で、サイトが魅力的になりました!
クライアントだけでなく、きっと地元の中高生たちも喜んでいるのではと想像しています。
細かい調整など大変だったのではと思う部分もありましたが、改めてプロの力を感じました。
チームとして関わってくださった皆さん、本当にありがとうございました!