デザイナー
の想い
「はじめての案件に挑戦しようとしている新米クリエイターさんの力になりたい」そんな想いから立ち上げられたのが、プランレビューです。経験が少ないからこそ感じる不安や孤独。「このまま進めていいのかな?」と、手が止まってしまうこともあるはずです。前に進むために必要なのは、知識やスキルだけでなく、自信や安心感。だからこそ、「駆け込み寺」のように気軽に頼れる場所として、プランレビューを知ってもらい、使ってもらえるホームページにしたいというご要望がありました。
プランレビューは、デザインに入る“その手前”の段階に特化したレビューサービスです。具体的には、商談〜提案・見積もり〜ワイヤーフレームまでの工程が対象。ここまでの設計が、その後のデザイン・コーディングにどれだけ大きな影響を与えるか。だからこそ、「ここで一度、誰かに見てもらう」ことの大切さを、しっかり伝えられるようにしたいというご要望でした。
「どこから相談すればいいの?」「事前に何を準備したらいいの?」そんな不安を払拭するために、相談できる内容をイラストや図表でわかりやすく整理しました。ワイヤーフレーム、提案書、見積書、ヒアリングメモなど、資料の形式や完成度に関わらず、「今困っていることを、今の状態で相談してOK」という空気感を大切に表現。レビューを受けることで、その後の案件への向き合い方がどう変わっていくのかも、自然にイメージできる構成にしました。
「自分も相談していいのかな?」そう迷っている方にこそ、「これ、まさに今の私のことかも」と思ってもらえるように。想定される状況や気持ちを、イラストと一緒に紹介することで、読み手が自分の状況と重ねて考えられるように工夫しました。経験が浅くても、準備が完璧じゃなくても大丈夫。不安や緊張の中にいる方が、共感と安心を得られる動線を意識して構成しています。
今回は襷ウェブでの3回目のご依頼でした。襷ウェブの運営をされているディレクターさんの新サービスのホームページ制作に携われ、とても嬉しかったです。
コーディング着手前にデザイナーさんとの打ち合わせでデザインを見た時、色を使わずモノクロで統一されたデザインを見て非常に驚きました。ランディングページのような構成のためコンテンツ量が多く、そしてその1つ1つが全て異なるレイアウトでデザインされていたため、デザイナーさんのデザインスキルの高さに感動したと同時に、「このデザインを実装できるのだろうか?」という不安も押し寄せました。その不安に負けないために自らを奮い立たせ、コーディングを始めました。
1つ1つのコンテンツを拘ってデザインされていたため、画面幅が変わってもキレイに見えるようにする工夫が必要でした。なので、1回目のご依頼の際に学んだことを思い出し、ブレイクポイントを増やして細かく調整を行いました。
また、コーディングで再現するにはどうしても工数がかかってしまう箇所は、2回目のご依頼の際に学んだことを思い出し、画像を使って柔軟に対応をしました。ただ、アニメーションの都合もあり全てを画像化することはできなかったので、細かい調整を行いながらレスポンシブ対応を行いました。
全体的に実装の難易度は高かったのですが、1回目と2回目のご依頼の際に学んだことを活かすことができ、コーディングスキルが大幅に上がったことを実感をしました。
コーディングしたデータをデザイナーさんにチェックしていただいたとき、フィードバックの内容をスプレッドシートにまとめて共有していただきました。修正箇所をスクリーンショットで撮った画像で分かりやすくしていただいたり、未着手か修正済みかが分かる工夫をされており、ゲーム感覚で前向きな気持ちで修正作業をすることができました。
襷ウェブで初めてチームで制作することを経験し、その中でデザイナーさんとのコミュニケーションに課題を感じていたため、とても参考になりました。この方法を応用して、今後チームで制作をする際は自作のスプレッドシートを共有し、フィードバック以外にも進捗状況やチェックバックシート作成し、初稿提出や納品時に抜け漏れがないように確認を行いたいと思います。
このご依頼で私は襷ウェブを卒業となりました。経験が浅く、実績がない状態だったのにも関わらず、私を信じてお仕事を任せていただきとても嬉しかったです。襷ウェブを通して学んだことはたくさんありますが、その中でも特に印象的だったことが2つあります。
1.チームで制作することの魅力
2.夢を叶えることは、強い意志を貫くこと
今まで私は企画からデザイン、コーディングまでの全ての工程を一人で行なっていたため、それぞれが浅いスキルだったので納得できるホームページを作ることができませんでした。襷ウェブで初めてチームで制作することを経験し、他の人が作ったデザインを見た時、とても感動したことと心が軽くなったことを覚えています。
また、悩んだ時に相談できたり、最高のクリエイティブを作るために意見を交換したりなど、一人では思いつかないようなことをたくさん知れて、人を頼ることの大切さを学びました。ここまで真剣に、熱く制作に取り組めたのは、ディレクターさんをはじめ、たくさんの方々に支えていただいたからだと思います。本当に、感謝してもしきれないです。
襷ウェブを通して、夢を叶えるには強い意志を貫く必要があることを学びました。お仕事をいただくことがゴールではなく、クライアントさまに喜んでいただけるにはどうすればいいかを考え、そのためにどのような姿勢で制作と向き合う必要があるのかを学びました。途中、何度も心が折れそうになり、「なんでやねん!」とリアルに叫んだこともありますが、それでも諦めずに取り組めたのは、自分の夢を叶えるためと、その夢に共感して応援してくださるディレクターさんの支えがあったからです。
今回で襷ウェブは卒業になりますが、私は自分の夢のためにこれからも進み続けます。そして、昔の自分のように我武者羅に努力をしている未来のクリエイターさんが、襷ウェブをキッカケにはじめの一歩を踏み出せるように、これからも襷ウェブの取り組みを全力で応援したいと思います。
私(襷ウェブ代表)が、新たに立ち上げるメンター業『プランレビュー』のサービスにおいて、
「ロゴ作成」と「ホームページ作成」を、襷ウェブメンバーに依頼させていただくことにしました。
この依頼には、2つの目的がありました。
1つ目の目的は、私自身がクライアントの立場を体験してみたかったからです。
新米クリエイターに制作を依頼するということは、どんな気持ちになるのか。
限られた予算の中で「制作費を抑えられる」というのは、実際にとてもありがたく感じました。
その一方で不安だったのは、「約束したものが本当に完成するのだろうか」という“成果”の部分です。
今回は代表としての視点もあったため、進行の様子をそばで見ていることができました。
しかし、通常のクライアント様は、進行中の様子を知ることができません。
だからこそ、進捗報告をしっかり行うことの大切さに、あらためて気づかされました。
成果が見えるだけでなく、「その過程も共有すること」が、安心や信頼につながっていくのだと感じました。
2つ目の目的は、「新米クリエイターの視点」で一緒に考えてもらいたかったからです。
今回制作した『プランレビュー』というサービス自体が、まさに新米クリエイターさんにこそ使ってもらいたい内容。
そのターゲット層にあたるメンバーにお願いすることが適任だと考えました。
実案件に挑戦してみたいけれど、何が不安なのか。どこに悩みを感じるのか。
そして、どんなサポートがあれば前向きに進めるのか。
相談を重ねながら、一緒にワイヤーフレームを作っていくことができました。
今回依頼したデザイナーさんとコーダーさん。この『プランレビュー』の作成は共に3つ目の案件。
襷ウェブメンバーとしての“卒業案件”とさせていただきました。
スキルを高めてくれたことはもちろん嬉しいですが、それ以上に、
「今、自分にできることを、誰かのために精一杯やりきる」その“マインド”の部分を高めてくれたことのほうが、私にとっては何よりの喜びでした。
このプロジェクトを通じて、襷ウェブという取り組みが本当に価値あるものだと、確信することができました。
胸を張って襷ウェブを卒業し、それぞれの次のステージへ進んでいくその姿を、間近で見届けられたこと。
本当にうれしかったです。感動をありがとうございました!
代表が直接お問い合わせに対応させていただきます。
「わかりやすく、丁寧にご説明すること」を大切にしております。
まずはどんな些細なことでも、お気軽にご質問・ご相談ください。
襷ウェブでの最後の制作
こちらの案件をお受けする前、これで卒業、最後の襷ウェブでの制作、と言われていました。
そして、ディレクターである山家さんの新サービスのサイト制作ということで、グッと身が引き締まる思いでした。
初めてのロゴ制作
今回は、ロゴの制作から任せていただきました。
実は、ロゴ制作は初めて。苦手意識もありました。そのことも伝えた上で、お任せいただき、初回のMTG時から聞き漏れていることはないか、これで作れるのか、
とても緊張しました。案の定、制作に取り掛かるとヒアリングが足りなかったと感じ、再度ヒアリングの機会を設けさせていただくことに。
快く時間を作ってくださり、駆け出し時にこういった失敗も含めた経験をさせていただけたことが、のちに同じ失敗をしないようにヒアリグシートをアップデートすることにつながったので、
とてもありがたい機会でした。
ロゴの本や動画、メンターさんに聞きながら進めたものの、ロゴは大変苦労しました。
それでも想いのこめた案をいくつか提案させていただいて、喜んでいただけて嬉しかったです。
今振り返ると粗い部分も多く、もし今後、リニューアルすることがあればぜひまたリデザインさせていただきたいロゴでもあります。
初めてのイラストディレクション
ロゴの他に、イラストのディレクションも初めて経験させていただきました。
依頼するイラストレーターさんは決定していましたが、制作が始まってからのディレクションは任せていただきました。
手探り状態でのイラストディレクション。
こちらの要望に真摯に向き合って答えていただいたイラストレーターさんには感謝しかありません。
白黒の世界に優しさを吹き込むようなとても良いイラストを描いていただけたと思います!
この案件のあとに、デザインのレビューを下さるベテランデザイナーさんいおすすめしていただいたイラストディレクションの本を熟読し、
もっとこうするべきだった、次はこうしよう、と一人反省会を開いたのも良い思い出です。
デザインで苦労したこと・学んだこと
本サイトは、最初から白黒をベースに、アクセントカラーを少し、くらいで制作したいと伺っていました。
色が決まっているならそこに悩まなくていいから良いな、一瞬でもそう思った自分を後から呪いました。
モノクロで作るデザインの難しいこと、難しいこと!
最初のティザーサイトでは黒を使いすぎて、怖い印象がある、というレビューをいただき、それを考えすぎて、今度は当初の要望から離れて色を使いすぎてしまったり。
何度も何度も当初のヒアリングにたち戻り、ベテランデザイナーさんに何度もレビューもいただきながら、完成しました。
WFのような単調なデザインにならないよう、コンテンツごとでレイアウトを変え、視線の引っかかりを作るようなデザインを意識したので、コーダーさんには苦労をかけてしまったかと思いますが、しっかりコーディングしてくださり、チームで制作して良かった、楽しいなと思う瞬間でした。
襷ウェブの魅力
この案件で、私は襷ウェブを卒業しました。
襷ウェブの魅力は、入る前は、駆け出し一人で実案件をするのは不安だけど、後ろ盾がいることだと思っていました。
それは事実として変わらないのですが、やってみての1番の魅力は、「熱量高いチームで制作ができること」ではないかと思います。
みんなクライアント様に喜んでもらいたいという思いで、今できること αの力を出そうと一生懸命に取り組んでいて、そのチームの中で制作ができたこと、
色々な失敗や経験を通して、たくさんのことを学ばせていただきました。
私はフリーランスではないので、その後皆さんとチーム制作をする機会は今はないのですが、もしフリーランスならば、この時一緒に組んだコーダーさんに頼みたいな、と思ったり、
一緒にやりませんかと声を掛け合ったり、そういうこともできるのではないかと思います。
卒業したあと、今の襷ウェブメンバーの案件感想会も視聴させていただき、視座の高さに驚きました。
今後も、この取り組みを応援しています。ありがとうございました!