デザイナー
の想い
相手のペースを尊重しながら、そっと一歩を踏み出せるような興味・関心を持ってもらいたい。その想いをホームページでも表現したいというご要望がありました。ホームページを見てくれる若者たちが安心できる空気感と、「ここなら自分も行ってみたい」と感じられる温かさを求められていました。
主な活動として「ユースセンター」と「キャリア教育プログラム」の2つの柱があります。象徴的な“トビラ”のモチーフを、それぞれの事業への入口としてデザインに落とし込みたいというご希望がありました。ホームページにアクセスしてくださった方が迷わず、自分の興味や関心に合わせて情報へたどり着けるようにしたいという意図がありました。
大切にしている「やさしさ」「安心感」「居場所感」を、イラストを用いて表現しました。若者がページを開いた瞬間に、miraitoの温かく優しい世界観に包まれるような演出をご提案いたしました。
ユースセンターで過ごす様子やキャリア教育の活動風景などを積極的に掲載。初めて訪れる人の不安を和らげるため、実際の笑顔や交流の瞬間を切り取った写真を多く配置しました。「ここに自分も関わってみたい」と感じられるきっかけづくりを意識いたしました。
デザイナーさんが何度も試行錯誤を重ねているのを、デザインカンプで見ていたので知っています。
最終的に完成されたデザインを拝見し、その努力の大きさを強く感じました。私はデザインの制作過程を詳しく理解しているわけではありませんが、その背景にある作業量や工夫は相当なものだったと思います。お仕事だから当然と片付けられるものではなく、本当に大変な道のりだったはずです。完成を迎えられたことに、心から「おめでとうございます」とお伝えしたいです。
メインビジュアルのアニメーション調整の際には、私に十分なセンスや知識がなく、ディレクターさんのご指示どおりに進める形となりました。結果として、サイトの大きな見せ場であるメインビジュアルを素敵なアニメーションに仕上げることができたのは、間違いなくディレクターさんのお力添えのおかげです。 また、お客様とのやり取りの様子を見せていただけたことも大きな学びとなりました。クライアント様への配慮はもちろん、制作に関わるスタッフ一人ひとりへの思いやりを持って接してくださる姿勢に、人としての魅力と信頼感を強く感じました。ディレクターさんご自身はいつも「みんなのおかげ」とおっしゃいますが、やはりその中心で舵を取ってくださるのはディレクターさんであり、私にとって「信じてついていきたい」と思える存在です。
制作途中では、写真や文言などの短納期での修正があり、正直なところ心が折れそうになる場面もありました。そんな中で、ディレクターさんが私の作業が終わる深夜まで待ってくださり、完了後すぐに確認していただけたことは心の支えとなりました。あのときのご配慮には心から感謝しております。
イラストレーターさんには、限られた時間の中で細かいパーツを数多く描いていただきました。
修正のご依頼にも丁寧にご対応くださり、完成度の高いイラストに仕上げていただけたことに心から感謝しております。
今回の案件では、RSSを活用してnoteをサイトに連携させるという新しい取り組みを行いました。最初は「RSSとは何か」という状態からのスタートで、最終的にfunctions.phpにコードを実装することで実現できました。途中で画像が反映されないトラブルもありましたが、無事に解決!
noteにカテゴリという概念がないため記事を分けるにはどうしたらいいかも調べて実装し、この経験を他案件にもいかすことができました。
事前にnoteをサイトに連携させられるかという相談をいただき、時間に余裕があったため、早い段階で完成にこぎつけられたことは大きな自信となりました。
今回の案件を通じて、技術的にも精神的にも大きな成長を感じることができました。デザイナーさん、ディレクターさん、イラストレーターさん、それぞれのお力添えがあってこそ完成できたと実感しております。この経験を糧に、今後もさらに質の高い制作を目指してまいります。
こちらの案件にお声がけいただいた際、メインビジュアルのイラストをこだわりたいと伺っておりほかの部分のイラストも描かせていただいたのですが、特にメインビジュアルの
イラスト制作に尽力したことを覚えています。何度も打ち合わせを重ね制作チーム皆さんで案を出し合ってくださり、完成したイラストにアニメーションをつけてくださったのを見た際には心からイラストを担当させていただけたことを誇りに思いました。この案件を通して、私自身イラストを描くうえでもっとインプットを大切にし引き出しを増やすことの重要性を学ばせていただきました。素敵な制作チームのみなさん本当にありがとうございます。
私たちにとっても初めてのNPO案件であり、制作期間も長く、関係者の方が多いという特徴的なプロジェクトでした。
なによりこの素晴らしい活動を知り、応援するきっかけをいただけたことが大きな収穫です。
ユースセンターという場所、そして東北の若者たちの未来に少しでも寄与できたのは、チーム全員の力があってこそだと思っています。
まず、デザイナーさん。岩手まで現地に足を運び、画面越しでは分からない空気や温度を肌で感じてくれました。
その経験はデザインに深みを与え、現地スタッフの「よろしくお願いします」という言葉が、責任感をより強くしたと思います。
まだ経験不足の部分もあった中で、何度も試行錯誤を重ね、ベテランデザイナーさんにも相談しながら最後までやり抜いてくれた姿勢、本当によく頑張ってくれました。
デザイナーとしての役割、責任を肌で感じる機会になったことは間違いありません。
それはきっと、今後の制作物に大きな影響を与えてくれると信じています。
コーダーさんは、現地への同行は叶わなかったものの、オンラインにてクライアントとの直接対話にも挑戦し、難易度の高い仕様にも真摯に取り組んでくれました。
今後のホームページの拡張も想定して、先回りしたWordPressでの実装。
そして、スタッフの方が日々更新されているnoteを連動させ、note更新時にホームページ側の見出しも自動反映される仕組みを実装する。きっと簡単ではなかったはずです。
めげずに挑戦を続け、形にしてくれたことに感謝します。
そして、イラストレーターさん。抽象的な依頼内容を的確にビジュアル化し、柔らかく安心感のあるイラストを描いてくれました。トップページの象徴となる“トビラ”や街並みのイラストは、miraito様の世界観を見事に表現し、利用を検討している若者の背中をそっと押す存在になったと思います。クライアントからも大変喜んでいただきました。
この案件は、誰か一人では決して完成しなかった「共創」の結晶です。代表としても多くを学ばせていただく機会となりました。
関わってくれた全てのメンバーに、心からありがとうを伝えたいです。
代表が直接お問い合わせに対応させていただきます。
「わかりやすく、丁寧にご説明すること」を大切にしております。
まずはどんな些細なことでも、お気軽にご質問・ご相談ください。
本案件では、文章構成の擦り合わせミーティングから現地訪問、チーム制作と携わらせていただき、デザイン、アートディレクションの一部を担当させていただきました。
制作期間中はクライアントさまから制作チームへ、そしてディレクターさんからデザイナー、イラストレーターさん、コーダーさんへと襷が託されていくのを肌で感じることができました。
現地訪問で感じた活動意義と責任
現地訪問ではクライアントさまがこれまでの取り組みや実際の利用者さんの声、土地柄について知る機会をたくさん作ってくださり、本案件についての理解を深めることができました。
クライアントワークにおいてお客さんの事業やお人柄、現場を知ることはとても大切と感じました。
クライアントさまの思いや今後の展望をお聞きし、大きな意義を感じたとともに、
改めてホームページというツールが今後を背負っているのを感じ、責任感も感じました。
制作の肝となった「ドア」モチーフの構想
今回の制作で最も難しく時間を掛けて取り組んだ課題はメインビジュアルにある「ドア」モチーフの表現方法でした。
現地訪問の際にクライアントさまチームが模造紙いっぱいに書き込んだホームページの構想について見せてくださったのですが、
その中でも全員の共通認識として、ロゴにも使われている「ドア」のモチーフを各取り組みページへ遷移するボタンにしたいという考えがありました。
「どうしたらドア感を出しつつ、ボタンとわかる見せ方ができるか。」
「わくわく感のあるアニメーションの動かし方は?」
「古臭くなく、未来を感じるドアの表現方法は?」
しっかりとご意見を伝えてくださったクライアントさまはもちろん、親身になって一緒に構想を練ってくださったディレクターさんや先輩デザイナーさん、素敵なイラストに起こしてくださったイラストレーターさん、複雑な構造や動きを実現してくださったコーダーさんのお陰で魅力的な「ドア」を実現することができました。
デザインレビューでの気づきと学び
制作の初期段階から、ベテランデザイナーさんにたくさんのレビューとアドバイスをいただきました。
特に肝となったドアモチーフのイラストにはたくさんの工夫が詰まっており、今でも見返すのが楽しみなポイントの一つです。
私自身自己流で仕事をしてきたことで基本的なスキルに関して不安もあったため、たくさんの気づきと学びがありました。
・8の倍数を使った余白感の整え方
・ワイヤーフレームの崩し方
・制作に役立つFigma機能 など
細かい考え方まで丁寧に教えていただけたお陰で、なんとかホームページが形になったと感じています。
チームメンバーへの想い
制作期間が長かったこともあり、かなり「チーム」を意識した制作となりました。
ディレクターさんには案件のスタート段階からクライアントワークの心構えについて教えていただいたり、時にはデザインをもっと良くするために夜遅くまでアドバイスをしていただくこともありました。
制作中も私やチームメンバーへ細かく声掛けをしてくださり、気持ちを切らさずにいられました。
コーダーさんには公開直前までたくさん助けられてばかりで、いつも頼りにさせていただいていました。
特に公開直前の追い込みはボリュームも多く時間も限られた中で大変だったと思いますが、しっかりとやり遂げられていて、本当にかっこ良かったです!
イラストレーターさんはイラストの指示文から意図をしっかりと汲み取ってくださり、素敵なイラストを描き上げてくださいました。
メインイラストは特に修正や追加もあり大変だったと思いますが、最後まで丁寧に対応していただき、ホームページの「核」になったと感じています。
チームを組んでくださった皆さま、本当にありがとうございました!
制作での学びと今後について
学びの多い制作でしたが、中でも自分自身のクライアントワークへの向き合い方を見直すきっかけとなったことは大きな収穫でした。
今回の現地訪問で好きになった岩手町にも、いつか子どもを連れて足を運びたいです。
また、もう一つ大切さを実感したのが「準備」についてです。
顔合わせ前にクライアントのことを少しでも知る準備、自分の提案や要望をクライアントやチームメンバーへしっかり伝えるための準備、デザインを始める前の情報整理や参考資料集めなど。
自分でしっかりと「準備」できていたことについては、全て努力が身を結んだように思います。
逆に「準備」が足りずつまづいたことも多々あったので、
今回の失敗を活かして今後より良い制作に活かしていきたいです。
改めてこの度貴重な機会に携わらせていただき、関わってくださった皆さま全員にお礼を言いたいです。