デザイナーの想い
制作開始時、クライアントは既にご自身で作成されたホームページをお持ちでしたが、自作のため納得のいっていない部分があったようです。
ホームページリニューアル後は名刺交換した方に見ていただき、信頼獲得や先々の受注に繋げたいとのご要望でした。
基本的なSEO対策のご要望はあったものの、検索から流入してくださるお客さまには本気の方に来ていただきたいとのことでした。
多忙なスケジュールの中
業種柄、お客さんにとって少し難しい内容が出てくるのを懸念していたため、サービス内容ごとのよくある質問を設置しました。
先輩ディレクターさんにもアドバイスをいただき、今後のAI対策を踏まえて独立したよくある質問ページにしました。
初のディレクション案件にもかかわらず、丁寧な進行と誠実な対応のおかげで、安心して制作を進めることができました。
他案件とのスケジュールが重なっている状況を理解し、柔軟に調整してくださったり、クライアントとのやりとりや議事録の共有などもスムーズで、とても助かりました。
また、自分のスケジュール感を踏まえて進行を組んでくださり、優先順位を明確にしていただけたことで、迷わずコーディングに集中できました。
コーダーの領域についても一緒に調べながら進めてくださる姿勢が印象的で、チームで協力しながら制作する大切さを改めて感じた案件でした。
初めてのディレクション案件をご一緒できて本当に楽しかったです。
丁寧に進行してくださったおかげで安心して取り組むことができ、学びの多い充実した時間になりました。
またぜひご一緒できる機会を楽しみにしています。
フリーランスになって初めて出張のお仕事をいただき、ウキウキ気分でグリーン車に乗ったのを今でも覚えています。
現地で実際にクライアント様とお会いし、雰囲気や空気感を直接感じることで、アニメーションの提案やデザインの相談の際にも「〇〇さんらしさはこっちでは?」と具体的にお話しできるようになり、これまで以上にクライアントを意識した制作ができました。
コーディングでは、静的サイトでありながら小規模ではない構成だったため、通常WordPressで対応しているような機能を静的環境で実装する工夫が必要でした。
404ページの設定やPHP工房の導入など、静的サイトの中でも柔軟に運用できる仕組みを整え、CMSを使わずとも完成度の高いサイトを実現しました。
静的サイトならではの制約の中で、新しいアプローチを試みる良い挑戦となりました。

本案件は、襷ウェブメンバーのデザイナーさんが持ち込んでくださったプロジェクトでした。
これまで私がディレクションをする側で、デザイナーさんは指示を受けて動く立場が多かったのですが、今回は本人が直接クライアント様とやり取りをしている姿を見ることができ、その積極性にいい意味で驚かされました。
自分なりに考えて行動し、さらにチームメンバーであるコーダーさんへの配慮も欠かさなかった。
相手がいかに気持ちよく仕事できるかを考えながらディレクションできたことは、大きな成長だったと思います。
また、ご自身が直接受注されたからこそ、
「なぜデザイナーが必要とされるのか」「クリエイティブの仕事がなぜ求められるのか」を肌で実感できたはずです。
単にデザインをする人ではなく、クライアント様から必要とされる存在として挑戦し、やり遂げたことは大きな意味を持っています。
この経験を「初心」として胸に刻んでほしいと願っています。
これから関わる業種や事業主はさらに幅広くなっていきます。
そこで必要になるのは、クライアント様の要望、想いの部分を丁寧に聞き出すヒアリング力。
それを形にするクリエイティブの力、そして人間力です。
勇気ある一歩を踏み出し、成長を見せてくれたことを心から誇りに思います。
これからの飛躍を楽しみにしています。
代表が直接お問い合わせに対応させていただきます。
「わかりやすく、丁寧にご説明すること」を大切にしております。
まずはどんな些細なことでも、お気軽にご質問・ご相談ください。
初めてのディレクション/デザインで苦戦したこと
実案件でのディレクションは初めてだったため、進行や管理をどのように進めたら良いか困ることがたくさんありました。
それでも襷ウェブの過去案件を参考にしたり、チームメンバーに確認したりしながら、なんとか公開まで漕ぎ着けたときには大きな達成感がありました。
制作が進むにつれ、徐々にスケジュールのズレが出てきましたが、できるだけクライアントやチームメンバーの予定を考慮しながら進めることを学びました。
デザイン面での一番の課題は「信頼感」と「少し個性を出したい(意欲が高い方に問い合わせをいただきたい)」という相反するいう相反するご要望の融合でした。
ベテランデザイナーさんによるアドバイスや仲間とも話し合いながらご提案を重ね、制作期間中に追加で印刷物のご発注をいただけた際は嬉しかったです。
進行をスムーズにするための工夫
初回〜3回目の打ち合わせまでは、現場の雰囲気を理解するためにクライアントの事務所で対面の打ち合わせをさせていただき、事業そのものやクライアントへの理解を深めるようにしました。
事務所の雰囲気を肌で感じられたのはもちろん、クライアントやスタッフの方々のお人柄を感じられたのはとても制作に活かせた部分があったと感じています。
テキストコミュニケーションが増えるにつれ進行が緩やかになった際には、Zoomでの短時間ミーティングやパワーポイントに資料をまとめたご提案、お電話での相談などをおこない、スムーズに進行を進めるために工夫しました。
チームメンバーへの想い
今回襷ウェブという頼れる環境があるからこそ新しく挑戦できたことも多くあり、悩みや達成の喜びを共有できたことで、チーム制作の良さを改めて感じました。 コーダーさんにはレスポンシブ時の挙動などしっかり考えていただき、忠実にデザインを再現していただきました。
ディレクション〜デザインの段階では正直なところ自分の提案に少し不安もありましたが、アニメーションをかっこよく実装していただきコーダーさんからも激励の言葉をいただいたことで、自信を持ってクライアントへ提案ができました。
文章構成のご提案時には遠方から現地打ち合わせに入っていただき、技術面はもちろんクライアントとのコミュニケーションにおいても助けていただくことがたくさんありました。
仕事の負荷が高い中で修正もあり大変だったと思いますが、いつも前向きに考えてくださりたくさん助けていただいたこと、本当に感謝しています。
またお仕事をご一緒できるのを楽しみにしています。
またベテランディレクターさんには、受注・見積もりの段階から5ヶ月間にわたり、技術面においても事業者としても貴重なアドバイスをたくさんいただきました。
事業者の先輩としてたくさん背中を見せていただいたこと、心が折れそうなときには暖かい激励ををいただいたことで、ここまでやってこれました。
お忙しい中で真剣に向き合ってくださったこと、心から感謝しています。
この5ヶ月で不安でいっぱいだった事業者としての道を切り開く「道しるべ」のようなものを手に入れたと感じます。
また次に頼らせていただく機会まで、恥ずかしくないよう進んでいきます。
たくさんの支えがあっての公開
本案件は受注前、営業活動の段階から本当に多くの方に支えていただきやっと公開まで漕ぎつけたホームページでした。
クライアントはもちろん、受注前に営業面で助けていただいた方々、いつも一緒に考えてくださったチームの皆さん、技術面・キャリア面で助けていただいた先輩方、デザイナー仲間や地元事業者の方々にもたくさん応援していただきました。
過去案件を含め襷ウェブの皆さんに勇気や刺激をもらい、ときに緊張感を思い出させてもらうこともありました。
襷ウェブを通じて関わってくださった皆さんに改めて感謝を伝えたいです。
卒業後の活動もこれまでの学びを活かし、地道に積み上げていきます!