デザイナー
の想い
日本の伝統文化を尊重しつつも、堅苦しさを感じさせず、親しんでいただける温かな雰囲気を大切にされているお客様よりご相談をいただきました。三味線は流派ごとの個性や考え方を非常に大切にする習い事です。まずは藤本流の魅力を知っていただき、ご興味を持っていただけるように。そしてホームページをご覧になった方に、自然にお問い合わせをいただきたいというご要望でした。
門戸は開いていますが、「誰でも歓迎」というよりも、マナーや心配りを大切にされる方にご受講いただきたいとのお考えでした。価値観が異なる場合、後々お互いに違和感が生じかねないとの懸念を抱いておられたようです。そのため、ホームページ上でこの方針を打ち出したいとのご要望をいただきました。
多くの習い事教室では、「お気軽に」やキャンペーン料金の掲示で集客を図ろうとすることが一般的ですが、こちらの三味線教室ではそうしたアプローチをとっておりません。流派の理解や講師の想いを深く伝えることを重視されており、その想いに共感いただいた方に自然にお問い合わせいただけることを目指しています。そのため、他の教室とは異なり「藤本流とは」という内容の解像度を高めることを優先し、あえてトップページの目立つ位置に配置するご提案をさせていただきました。
上質で親しみやすい和のトーンを基調に、あえて価格訴求を前面に出さないデザインで 「敷居の高さ」 をほんの少しだけ演出しました。これにより「礼節を重んじる方」を自然に引き寄せる一方、費用だけを重視される層にはそっと距離を置く設計をご提案させていただきました。
今回初めてホームページを作っていただいて、こんなに私に聞き取りやお勉強もしていただいたようで、だからホームページは第一印象でお店屋さんはお店屋さんのような、習い事は習い事のような印象を持たれるデザインに繋がっているのだなと、初めて知りました。
話しを聞いて思いを汲み取っていただきありがとうございます。
友人知人にも見てもらいましたがみんなに褒められました。このホームページをきっかけに生徒さんだけでなく、個人的な仕事の依頼にも繋がって欲しいなと思っているところです。
もしかしたらまたお世話になるかもしれませんが、その時もぜひお願いしたいです。
ありがとうございました。
今までは、制作会社からデザインカンプを共有してもらい、それを元にコーディングするだけの案件がほとんどでした。
それはそれで楽しくやりがいもあるのですが、今回のように、お客様が「なぜホームページを作りたいのか」「どんなサイトを望んでいるのか」といった想いを直接伺うことで、コーディングへのモチベーションが格段に高まりました。
この経験は、自分にとって今後の活動にもつながる、大きな学びとなりました。
お客様を含めて一から作り上げていくプロセスに参加できたことはとても新鮮でした。
これまでコーディングのみを担当してきた自分にとって、ホームページ制作には多くの工程があり、多くの人の手が関わっていることを実感でき、WEB制作の全体の流れを知ることのできるとても貴重な体験でした。
チームで作るからこそ得られる学びがたくさんありました。
デザイナーさんの制作されたデザインはとても魅力的で、実装していて本当に楽しかったです。クライアントからのヒアリング内容を丁寧に受け止めるだけでなく、ご自身でも三味線の文化や背景を深く調べた上でデザインに落とし込む姿勢に、強く刺激を受けました。
また、コーディング指示書も非常に丁寧かつ分かりやすくまとめられており、作業をスムーズに進めることができました。あれから半年以上経ちますが、あの指示書以上に気配りが行き届いたものにはまだ出会っていません。
さらに、アニメーションの実装に苦戦していた際には、一緒に「どうすれば実装可能な形にできるか」を親身に考えてくださり、その姿勢がとても心強く、嬉しかったのを覚えています。
本当にワクワクするデザインをありがとうございました。ぜひまたご一緒にお仕事ができる機会を楽しみにしています!
「いい意味で心配しなくて済む」と言ってくださったことで、任せてもらえているという安心感があり、のびのびと取り組むことができました。加えて、必要なタイミングでは的確にアドバイスをくださり、進むべき方向を示していただけたことも、とても心強かったです。見守っていただける存在がいることのありがたさを、改めて実感しました。 いつもありがとうございます!
ワイヤーフレームの重要性を、実際のやり取りを通して強く実感しました。
アシスタントディレクターさんが、お客様に最初の段階から丁寧にヒアリングを行い、どのようなホームページにしたいのかを引き出してくださったおかげで、その後の工程もスムーズに進みました。加えて、ワイヤーフレームの説明もとても丁寧で、その背景をしっかり理解した上でお仕事に取り組むことができました。
制作中も見守っていただき、自分では気づけなかったコーディングのミスを指摘してくださったこと、本当に感謝しています。
Noteを活用することで、WordPressなどを使わなくても、静的サイトのトップページにブログの最新記事を表示する機能を組み込めるという新たな発見がありました。
また、デザインカンプから本実装に入る前に仮で機能を試作し、それをチームの皆さんと共有するというプロセスも経験でき、これが今後の案件において非常に活かされています。
今回の制作では、特にアニメーションに力を入れて取り組みました。
ローディングアニメーションの実装は初めての経験でしたが、三味線教室の世界観をより引き立てられるよう、ハンバーガーメニューやスライドボタンなどにも細やかな動きを加えることにこだわりました。
単に動かすのではなく、サイト全体の雰囲気に合ったアニメーションを追求することで、より没入感のある体験を目指しました。
チームで一から制作した今回の経験は、自分にとって非常に貴重なものになりました。
また、制作したホームページについて、お客様から直接感謝のメッセージをいただいたのは初めてで、とても嬉しく、大きな達成感を味わいました。
この経験を通して、これからも素敵なサイトを制作し、お客様にお届けできるWEB制作者として、さらに成長していきたいと強く感じました。
今回、藤本流三味線教室仙台さまのWebサイト制作にアシスタントディレクターとして参加しました。
三味線は私にとって未知のジャンル。
だからこそ「まずは徹底的に知る」ことからスタートしました。
流派の歴史と教室の雰囲気を構造化し、情報優先度を整理した初稿のワイヤーフレーム。
ディレクターさん・デザイナーさん・コーダーさんのフィードバックで磨かれ、情報の優先度や導線が一段とクリアになりました。
ワイヤーフレーム段階から「これなら必ず良いサイトになる」と確信できたのは、全員が本気で向き合い、視点を重ね合わせたからこそだと思います。
クライアント様との打ち合わせ前では掴み切れなかった情報があることを、対面で体感。
教室を開いた背景や雰囲気、テキストの一言一句、構成の配置が変わればサイトの印象も変わる。
オンラインでは得ることの出来ない、直接会えたことで伝わる温度感の大切さを身に染みて学びました。
ワイヤーを「良い意味で壊す」レイアウトや色使い。
余白と装飾の一つひとつが「藤本流らしさ」を再現していて、訪問者に親しみやすい、かつ伝統を感じさせるビジュアルに。
背景を深く理解しているからこそクライアントさまに寄り添ったデザインで、デザイナーさんの実装力を改めて尊敬しました。
note連携のお知らせ機能やアニメーション。
コーディング着手前から実装方法を提案してくれたことで、クライアントさまにより良いご提案が出来たと感じています。
情報設計の段階から開発目線を取り込む重要性を学びました。
全体進行・クライアントさまへの対応・チームバランス。
どの場面でもブレない軸と言葉選びに、ディレクターの「偉大さ」を実感。
「俯瞰で見ながら細部に寄り添う」姿勢を目の当たりにし、私自身の次なる成長目標が明確になった瞬間でした。
最高のチームと共にゴールまで走り切れたことに、心から感謝しています。
ディレクターさんの導き、デザイナーさんの感性、コーダーさんの技術、そしてクライアントさまの温かな協力。
すべてが合わさり、このホームページが誕生しました。
ここで得た学びと喜びを糧に、次の制作でも「チームの力で最大値を引き出す」ディレクションに挑戦していきたいです。
そしてより大きな価値を届けられるアシスタントディレクターへ成長していきます。
代表が直接お問い合わせに対応させていただきます。
「わかりやすく、丁寧にご説明すること」を大切にしております。
まずはどんな些細なことでも、お気軽にご質問・ご相談ください。
本案件では、「親しみやすさ」と「伝統を大切にする厳かさ」の両立をテーマに、Webデザイン制作を進めました。初めてのWebデザインの実案件だったので、大緊張しながらもクライアント様のご要望を汲み取り、具現化できるように一所懸命に取り組みました。
デザインイメージを全員で共有
ヒアリングの初期段階では、お客様の想いやイメージを丁寧に汲み取ることを意識しました。制作事例や参考サイトをご提示しながら、大きなジャンルから少しずつ範囲を絞っていき、共通認識を深めていきました。
次第に「上品さ」や「高級感」といったキーワードがデザインの軸となり、同じ和楽器や和風テイストのWebサイトを参考にしながら、具体的な方向性を定めました。また、「上品」といっても「格式の高さ」「モダンで洗練された印象」など、さまざまな解釈があるためその点でもお打合せを重ねました。実際に取り掛かる前に言葉とビジュアルで具体化することで、お客様、デザイナー、そしてチームメンバーそれぞれの頭の中にあるイメージをすり合わせ、共通化することができたと思います。
相反するキーワードのバランス
制作中に特に難しかったのは、「親しみやすさ」と「厳かさ」という、対照的な印象を一つのデザインにどう落とし込むかという点でした。明るすぎるとカジュアルになりすぎてしまい、落ち着きすぎると敷居が高く感じられてしまいます。そのバランスを取るため、色のトーン、余白の使い方、文字のあしらいなどを通して、全体のバランス調整に気を配り、検討を重ねました。
レビューで学んだワイヤーの捉え方
デザインレビューでは、多くの気づきと学びがありました。特に印象に残っているのは、「ワイヤーを超える」という言葉です。ワイヤーフレームをどの程度忠実に守るべきか迷っていましたが、その言葉によって、いただいたワイヤーフレームを尊重しつつも、自分なりの提案を積極的に行う共創の姿勢の大切さを実感しました。
また、「これはあえてこうしているのだろう」と想像するだけでなく、その意図をきちんと確認し、ワイヤーフレームの裏にある理由を確実に把握することの重要性も教えていただきました。デザインのあしらい一つひとつに対して、「なぜそうしたのか」をすべて説明できるようにしておくことの大切さを学び、より意識的にデザインに取り組むようになりました。
進行中も安心いただけるように
進行中はお客様との対話を重ね、都度ご意見を伺いながら進めることで、安心してお任せいただけるよう努めました。クライアント様からも率直かつ丁寧なフィードバックをいただけたことで、自分自身の迷いも減り、デザインの軸を持って取り組むことができました。
納品後には、「汲み取っていただきありがとうございます」「またお世話になるかもしれませんが、その時もぜひお願いしたいです」といった温かいお言葉をいただき、大変励みになりました。
チームで取り組むことの心強さ
私はこれまで一人で作業することが多かったのですが、今回はチームで一つのものを作り上げるという経験を通して、制作中の孤独感が減り、「一緒に良いものを作ろう」という感覚が自分のモチベーションにもつながりました。同じ志を持つ方々と取り組むことの心強さと大切さを実感しました。
今回の案件では、コーダーさんと連携するのも初めての経験でした。デザインカンプも、きちんと伝わるようにコンポーネントやレイヤー名等データの管理を工夫しながら作成しました。結果として「とてもわかりやすかった」とお声がけいただき、自分の工夫した点一つ一つに言及していただいたので、「気をつけている点がきちんと伝わったんだ、気づいてくれたんだ」と実感しました。
たくさんの学びをくださったアシスタントディレクターさん
アシスタントディレクターさんは、現地でお客様とお話されているご様子がとても柔らかく、配慮のある方だと感じました。それでいて、ワイヤーフレームの意図のご説明や、お客様からのご質問へのご対応も的確で、非常に頼りがいのある方だと感じました。
さまざまな現場でご活躍されており、コーディングとデザインの両方にご経験があるとうかがい、経験豊富ですごい方だなと思いました。
ディレクターさんがお客様とやりとりされているご様子を間近で拝見し、大変勉強になりました。また、相談にも乗っていただき、デザインについても前向きなフィードバックをいただけて、心より感謝しております。
大好きなディレクターさんのお一人です。ぜひまた一緒に制作に携わる機会があればと思っております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
いつも前向きにこだわってくださったコーダーさん
コーダーさんはアニメーションについて、話し合いを重ね、再現できるところまで丁寧にこだわってくださった点が印象に残っています。私がこういうデザインに挑戦したいとご相談したことは「ぜひやりましょう!」といつも快く回答をくださっていました。
note連携のお知らせ機能についても、コーダーさんにとって初めての試みだったにも関わらず、積極的に調べてご提案くださり実現することができました。さらに、「ここまでは対応可能で、ここからは難しそうです」といった線引きを事前に明確に共有してくださった点も、信頼している理由の一つです。「それならこうしよう」とチームでB案・C案を作り、スムーズに進めることができました。
お忙しい中でも妥協せず、細部までこだわってくださったからこそ、今回のWebサイトが完成したのだと感じています。本当にありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
技術を研磨し、最善のデザインをご提供したい
まだまだ未熟な点も多く、今後さらに研鑽が必要だと感じていますが、目の前のお客様の想いに真摯に向き合い、そして共に走ってくれるチームを大切にしながら、デザイナーとして一歩一歩成長していきたいと思います。
最後に、ディレクターとして導いてくださった山家さん、サポートいただいたりいさん、アシスタントディレクターさん、コーダーさん、そして真摯に向き合ってくださったお客様に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました!