デザイナー
の想い
銭湯を利用される人のほとんどが常連客であること。そして、年齢層も幅広くなっています。
実際に足を運んでくださるお客様が、ホームページを見ることを考えて欲しい。
「わからない」ということがないように、内容はシンプルに、必要な情報だけに絞り込む。
常連客が知りたい情報は、営業時間や定休日。
年末年始や大型連休では、定休日が通常と異なるため、どうしても電話での問い合わせが多くなる傾向。
電話をする前にホームページを見てもらい、確認してもらいたい。
通常の営業時間と定休日は一番上(ファーストビュー)に。
臨時のお知らせも、すぐ下に掲載ができるように。
その他、入浴料金やサービス別の料金。アクセス方法まで。
スクロールしていけば、目に入ってくるような構成に。
リニューアル前のホームページはスマホ対応されていませんでした。
(パソコンで表示されるホームページが、スマホの画面で縮小して表示される状態。)
ユーザーのほとんどがスマートフォンを利用していることが明確だった。
パソコンよりも、スマホを重視して、ホームページを構築するを目的としました。
襷ウェブを旗揚げし、第一号となる制作物がこちらの月見湯温泉さんのホームページです。
私が長年、常連客として通い続けていた銭湯だっただけに、恩返しをする機会を与えてくださったことがとても嬉しかったです。
制作に携わってくださったチームメンバーは、本当によく頑張ってくれました。
初めてのヒアリング、初めての現場撮影。一つひとつが、チャレンジの連続で、きっと不安もあったことと思います。
それでも諦めずに、制作に向き合ってくださったことに感動しました。
おかげで、オーナーさまはもちろん、常連客の皆さんにも喜んでもらうことができました。
そう、ホームページは【オーナーさまにとってのお客様】に見ていただくものであること。
クリエイターとして大切なことを、あらためて気づかせてもらえる機会となりました。
「ホームページ見たよ、いいね!」「わかりやすくなって助かってるよ。」
そんな“現場の声”を、“現場で聞ける”機会は、なかなか持てるものではありません。
月見湯温泉に行くたびに、初心を思い出させてくれる大切な財産となりました。
襷ウェブのタスキをかけて、走り出してくださったことに感謝します。
代表が直接お問い合わせに対応させていただきます。
「わかりやすく、丁寧にご説明すること」を大切にしております。
まずはどんな些細なことでも、お気軽にご質問・ご相談ください。
初めてのホームページ制作
私が襷ウェブで初めて担当したホームページ制作が、この「月見湯温泉ホームページリニューアル」でした。。
お話をいただいた時には、「やりたい!」という気持ちと、「できるだろうか・・・」という不安な気持ちがあったことを覚えています。
お客様との打ち合わせ・撮影にも同行
襷ウェブに参加したいと思った理由の一つに、言われたものを、言われたように作るだけではなく、お客様の話を聞いて、一緒にチームで作り上げるような仕事がしたい、と思ったことがあります。このプロジェクトではさっそく、山家さんに同行して実際に月見湯さんにお伺いし、写真を撮影したり、お話をさせていただけたことがとても良い経験となりました。
印象的に感じたのれん
お伺いした際に、群青色ののれんがひらひらとなびいているのが印象的でした。
また、開店後も見ているとそこをお客様がくぐって入っていく。その先に、昔ながらの温かい大きなお風呂がある。
その様子を表現できたらいいなと思いました。
難しかったデザイン
デザインは、全てがはじめてで、とても難しく感じたと記憶しています。
自分のやりたい思い浮かべるデザインと、実際それを形にできないもどかしさ、写真素材をうまく加工して求める雰囲気に持っていけない自分の技術力の低さ・・・
のれんはSVGで動かしたのですが、それも自然に見えるようにうまく動かすことができず、何度も何度もやり直し。
迫る納期。たくさん悩み、たくさん試行錯誤しました。
デザインのフィードバックをくださるアロードさんを初め、チームの皆様のおかげで、形にすることができました。
コーダーさんとのコミュニケーション
コーダーさんも初めての方だったので、コミュニケーションもスムーズにいかず、コーダーさんにもご迷惑をおかけしてしまったなと思いますが、
最後まで何度もやり直しながら取り組んでいただきました。
駆け出し通しだったら、きっと形にならなかったのではないかと思いますが、
アドバイスをしたり、時には厳しくしてくださったり、見守ってくださったチームの皆さんのおかげで公開することができたと思います。