制作実績

PCモックアップ
SPモックアップ

お客様の
ご要望

保護者さまの不安や疑問を、少しでも解消できるホームページに。

受付方法や診療の流れ、乳児健診や予防接種の時間帯など、初めて受診される保護者さまにも迷わずご利用いただけるホームページをご希望でした。
また、「今日もその日のうちに診察する」という地域に寄り添う診療スタイルが、ホームページからも伝わるような、安心感のあるデザインと情報設計が求められていました。

基本はまるっとお任せ。でも、想いはしっかり伝えたい。

1日に約100名もの診察を行われる院長先生にとって、ホームページ制作に多くの時間を割くことは難しい状況でした。
その一方で、長年地域の子どもたちの成長を見守り続けてきた想いや、医院として大切にされている考え方は、しっかりとホームページに残したいというご希望もありました。限られたご負担の中で、どのようにその想いを形にしていくかをご提案しました。

私たちの
ご提案内容

地域の子どもたちと保護者さまに寄り添う、小児科らしい安心感を。

ホームページが完成すると、多くの方が来院前にホームページをご覧になることが想定されます。
そこで、単に情報を掲載するだけではなく、院内の温かな雰囲気や、魚やクラゲなど海の中をイメージした診察室のデザインまで感じていただけるよう、写真の見せ方や色使いにもこだわりました。
「ここなら安心して相談できそう。」
そんな第一印象を持っていただけるホームページを目指しました。

対面でのインタビュー形式により、院長先生のご負担を最小限に。

事前にホームページ全体の設計図を作成し、必要な内容や質問事項を整理したうえで取材を実施しました。
約30分という限られた時間でしたが、インタビュー形式でお話を伺うことで、医院の歴史や地域医療への想い、大切にされている考え方まで自然に引き出すことができました。その内容をもとに、原稿は私たちで作成。
院長先生には大きなご負担をおかけすることなく、人柄や医院の温かさが伝わるホームページへと仕上げることができました。

トップページ全体

PC

トップページ全体(PC)

Mobile

トップページ全体(SP)

構成チーム

  • デザイナー
  • コーダー
  • アシスタント

デザイナーの想い

医院の"らしさ"をどうつかむか

今回はクライアント様と直接お話しする機会がなかったため、手がかりになったのはディレクターさんが実際に足を運んで感じたことの共有と、打ち合わせのボイスメッセージでした。院長先生が何を大切にされているのか、どんな空気の医院なのかを、そこから想像で膨らませていきました。
印象的だったのは、昔は院内におもちゃがたくさん置いてあり、それ目当てに来る子どもがいるほどだったというお話です。現在は感染予防の観点で置いていませんが、その代わりに壁へ魚のイラストを貼る、人工クラゲを置く、診療室のモニターに魚が泳ぐ映像を映すなど、形を変えて工夫が続けられていました。子どもが少しでもリラックスできるように、見て楽しめる空間をつくる。その姿勢が伝わってきました。
そうした積み重ねの長さを感じたのが、もうひとつのお話です。
かつて赤ちゃんとして診察室に来ていた子が立派なお父さん・お母さんになり、我が子を連れて戻ってくる。そんな嬉しい再会も増えているとのことでした。子どもにとって居心地のいい場所であり続けた結果なのだと思います。
子どもが楽しめる空間づくりと、地域に根ざした温かさ。この2つをデザインの拠りどころに置きました

院内の空気をそのままウェブに持ち込む

トーンは院内の内装(薄いピンク・白・ベージュ・木材)をそのまま反映し、明るく温かみのある配色で統一しました。
サイトを見たときと実際に来院したときで、同じ空気感を感じてもらえることを狙っています。
情報は詰め込みすぎず、ゆったりとした間隔で落ち着いて読み進められる構成に。
その上で、院長先生が大切にされている「見て楽しめる仕掛け」の姿勢を受けて、やさしいイラストなどさりげない遊び心も取り入れました。

水槽の中にいるような世界観

メインビジュアルは、医院の外観のまわりを魚がふよふよと漂っているイメージで作成しました。
院内の遊び心と魚のモチーフが重なったことから、まるで水槽の中にいるような世界観にまとめています。第一印象の段階で、やさしさと楽しさの両方が伝わることを意識した部分です。
動きについてはコーダーさんと相談し、同じ水の中を泳いでいるようなゆったりとした速度で実装していただきました。
ここで意識していたのが、伝えるときの言語化です。実装を確認して「なんか違う」と感じたときに、その感覚のまま渡すのではなく、何がどう違うのか、どうしてほしいのかまで具体的な言葉にしました。あわせて簡単なデモも作って共有し、言葉だけでは埋まりきらない部分は実際に見てもらう形に。ふわっとした違和感のまま投げてしまうと、相手に翻訳の手間を押し付けることになります。そこまでやって初めて、相手も動けるし、着地も早くなると感じました。

ロゴのさくらんぼと、魚やくらげをどう両立させるか

今回いちばん悩んだのが、ロゴに使われているさくらんぼの活かし方でした。院内の内装がピンク系であるため、魚や水の水色に寄せすぎると医院の雰囲気から外れてしまう。かといって、さくらんぼと魚のイラストを両方立てると違和感が出る。
当初はセクションの上にさくらんぼのモチーフを置いていましたが、うまくまとまり切りませんでした。
最終的に、さくらんぼは「形」ではなく「色」で引き継ぐことに。文字色やサイトのテーマカラーをピンクにすることで、モチーフとして主張させずに院内の空気感を取り込む。魚は遊び心のサブ要素として、セクションタイトルの上に配置する。それぞれの役割を分けたことで、全体がまとまりました

誤解を生まずに、ぱっと伝える

診療時間表は「見てすぐわかること」を最優先に設計しました。この医院には、伝え方を誤ると勘違いされやすい条件がいくつかあったためです。
・午後14:00〜15:00は日によって乳児健診・予防接種の枠で、通常診療の開始は15:00から
・土曜は午後の受付終了時間が平日と異なる
・診療開始は9:00だが、受付自体は8:00から始まっている
そこで、乳児健診・予防接種はイラスト、土曜は星、通常診療は丸と記号を使い分け、視覚的に区別できるようにしました。8:00からの受付は表の中に混ぜず別枠にし、背景色を敷いて目立たせています。文字を読み込まなくても構造が伝わることを目指しました。

振り返って

反省として残っているのは、初稿の状態です。さくらんぼのモチーフをセクション上に置いていた段階で、まとまり切っていないことに自分でも気づいていながら、そのまま提案に出してしまいました。「これでいいと思っています」と言い切れる状態にしてから出す。当たり前のことですが、改めて自分の責任範囲だと感じました。
それでも、子どもが楽しめる空間づくりと地域に根ざした温かさという拠りどころは、最後まで手放さずに形にできたと思っています。
このホームページが、患者さん(保護者の方)にとって必要な情報を入手しやすく、この医院に訪れやすくなるものになっていることを願っています。

コーダーの想い

コーダーとしての役割・考え方を学んだ

今回の案件で一番大きな学びは、コーダーとしての役割に対する考え方が大きく変わったことです。

案件が始まる前は、「デザインを正しく再現すること」がコーダーの役割の一つだと思っていました。しかし、トップページのHTMLをレビューしていただいた際、自分のコードはデザインの見た目を再現することだけを意識したものになっていると気付きました。

レビューを通して学んだのは、コーダーが向き合うべき相手は、デザイナーだけではなく、クライアント様や、そのホームページを利用する方でもあるということです。情報の優先順位やHTMLの意味、アクセシビリティを考えながらマークアップすることで、初めて利用者に伝わるホームページになります。

デザインの意図を理解し、それを適切なコードで表現すること。それが、お客様やホームページを利用する方の役に立つことにつながるのだと実感しました。

今回の案件を通して、「ただデザインを再現する」のではなく、「誰のために、何を伝えるためのコードを書くのか」を考えることが、コーダーとして最も大切な役割なのだと学びました。

チーム制作で「伝える力」の大切さを学んだ

今回初めてチーム制作に参加し、ホームページ制作は一人で完結するものではなく、チームで認識を合わせながら作り上げていくものだと学びました。

これまでは、相手の時間を奪わないようにテキストでやり取りをすることが親切だと思っていました。しかし実際には、何度もやり取りが必要になる内容はZoomで直接話した方が、お互いの負担が少なく、認識のズレも防げることを経験しました。

また、ホバーやアニメーションなどイメージが伝わりにくい内容は、「こういう認識で合っていますか」と実装したものを動画で共有しながら確認することで、スムーズにすり合わせができることも学びました。

さらに、中間サイズの見え方について確認するタイミングが遅くなってしまった経験から、「相手が確認してくれるだろう」と思うのではなく、自分から確認をお願いし、早い段階で認識を合わせることの大切さも実感しました。

今回の経験を通して、良いホームページを作るためには、技術だけでなく、相手に伝わるコミュニケーションや認識合わせもコーダーに必要な力なのだと学びました。

コーダーとしての原点になる経験

今回の案件は、私にとって初めてコーダーとしてホームページ制作に携わった案件でした。

ワイヤーフレームからデザインが完成し、それがコーディングによってホームページとして形になっていく過程を経験できたことはもちろん、レビューを受けながら品質を高め、クライアント様へ届けるまでの制作の流れを知ることができました。

その中で、技術だけでは良いホームページは作れないことを実感しました。コーダーとしての役割を理解し、チームと認識を合わせながら、クライアント
様やホームページを利用する方のことを考えて実装する。その一つひとつの経験が、自分の仕事に対する向き合い方を大きく変えてくれました。

今回の案件で得た学びや気付きは、これからどんな案件に携わることになっても、コーダーとして大切にしていきたい考え方です。この経験は、私にとって技術だけでなく、「どんなコーダーでありたいか」を教えてくれた原点になりました。

アシスタントの想い

心を開いていただくまでの、丁寧な積み重ね

ヒアリングを始めた当初、院長先生は少し身構えていらっしゃるように感じました。
ホームページを作ることに不安があったのかもしれません。
それでも連絡を重ね、実際にお会いする回数を重ねるうちに、少しずつ空気が変わっていきました。
気づけば、院長先生ご自身から色々なお話をしてくださるようになっていました。
24年という長い年月、この町でお子さまたちを見守り続けてきた想い。
言葉の端々からにじむものを、丁寧に受け止めながら形にしていきました。

限られたやり取りの中でも、意図はきちんと届く

今回、デザイナーさんもコーダーさんも、直接お話しできる機会は決して多くありませんでした。
それでも、ディレクターが院長先生の想いを丁寧に汲み取り、デザイナーさんへ的確に伝えてくれていました。
その意図を受けて、デザイナーさんは想いの詰まったデザインを、コーダーさんはそのこだわりのデザインを忠実にサイトへと再現してくれました。
そのやり取りを間近で見ながら、言葉にしづらい「雰囲気」や「想い」を人づてに正確に届けることの難しさと、それを実現するチームの力を実感しました。

このサイトが、子育て中のご家族の安心につながりますように

出来上がったサイトを見たとき、率直に「素晴らしい」と感じました。
ヒアリングでお聞きした院長先生の想いや、24年という歴史が、色や写真、言葉のひとつひとつにちゃんと息づいています。
このサイトを開いてくださるのは、きっと不安を抱えたご家族が多いはずです。
そんなとき、画面越しにでも少しでも安心していただけますように。
「ここなら大丈夫」と思っていただけますように。
そう思いながら、アシスタントディレクターとして、このサイトづくりに携わらせていただきました。

襷ウェブ運営の言葉

我々クリエイターに求められることは何か。

そんなことをあらためて考えさせていただく機会となりました。

院長先生のお話を伺ったところ、以前にもホームページ制作に取り組まれたことがあったそうです。
しかし、日々多くの患者さんと向き合う院長先生にとって、ホームページに掲載する文章や写真を一から準備することは、想像以上に大きな負担だったと伺いました。
ホームページは、完成して初めて価値を届けることができます。
だからこそ私たちは、「ホームページを作ること」ではなく、「完成まで伴走すること」を何より大切にしました。
実際に現場へ足を運び、先生の想いに耳を傾け、言葉になっていない価値を一緒に整理し、その医院らしさを一つひとつ形にしていく。
制作が進むにつれて、院長先生とのやり取りも少しずつ増え、お互いに安心して相談し合える関係を築けたことは、私たちにとって何より嬉しい出来事でした。

このホームページを完成させることができたのは、想いを丁寧に形にしてくれたデザイナー、コーダー、アシスタントをはじめ、チームのみなさんがいてくれたからです。
私は、このチームを心から誇りに思っています。
クリエイターの仕事は、デザインをつくることや、コーディングをすることだけではありません。
お客さまの想いを形にし、その先にいるお客さまとのご縁をつなぎ、「お願いして良かった」と思っていただける未来をつくる仕事です。
今回、院長先生に喜んでいただけたことも、ホームページ制作という仕事への安心や期待を感じていただけたことも、みなさん一人ひとりの仕事があったからこそ実現できました。

だからこそ、自信を持ってください。

みなさんの仕事には、人の印象を変え、信頼を育み、誰かの未来をより良い方向へ動かす力があります。
この経験を、クリエイターとしての原点の一つとして胸に刻み、これからも胸を張って、お客さま一人ひとりに向き合っていってほしいと願っています。

お問い合わせ

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「わかりやすく、丁寧にご説明すること」を大切にしております。
まずはどんな些細なことでも、お気軽にご質問・ご相談ください。

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